仮想通貨投資におけるHYIP(ハイプ)案件の稼ぎ方
「HYIP(ハイプ)」とは、「High Yield Investment Program」の略称。
「高利回り案件」「高収益プログラム」の投資案件という意味になります。
日本では銀行が年利が1%を下回っている状況の中、
HYIP投資案件では月利10%から50%、または日利1%から5%といった、
衝撃的な高利回りを謳って集客される傾向があります。
仮想通貨を媒介としたHYIP案件は多いです。
特に2017年のビットコイン・アルトコインの急騰時期に、
多数のHYIP投資案件がありました。
仮想通貨のHYIP案件これまで
2016年頃から徐々に仮想通貨・ビットコインが注目されだしてきて、
その頃から仮想通貨をネタにしたHYIP案件がバンバンと登場してきました。
以下、その一部の例です。(全部飛んだ例ですが…)
- USI-TECH (ユーエスアイ・テック)
- BitClub Network (ビットクラブネットワーク)
- Right Rise(ライトライズ)
- NAGEZENI(なげぜに)松宮義仁
- などなど…
50ユーロのパッケージ購入で日利1%の配当が得られるという投資案件。
仮想通貨トレードやマイニングなどで運用を行い、利益を配当する計画。
投資資金は「TechCoin」として運営会社側に預けた形。
(TechCoinは未上場で換金不能)
→ システムが急に終了し、出金不可になり悲惨状態に。
参照:【集団訴訟に向けて】”usi-tech ”について(システムが急に終了し、出金不可に)
ビットコインマイニングのプールマイニングで運用し、還元するという案件。
2018年後半にビットコインが値下がりしてからは、
赤字になるとの理由でマイニングを中断し、配当支払いも中断。
その後、BitClubの幹部4名が逮捕されています。
イギリス政府の公認として「月利40%」の高利回りで集客していた案件。
「高速道路の速度超過を取り締まるシステムを開発し、イギリス政府からの公認も得ており速度超過の罰金の40%が配当として受け取れる」としたもの。
日本ではロンドンブーツ1号2号の田村淳氏の画像を無許可で使用して集客。
??気をつけて
— 田村淳 (@atsushilonboo) January 12, 2017
RightRiseという会社に
投資も出資もしていません
写真を許可なく広告塔として使うのは許せない
若手ベンチャー企業に
出資をする事はありますが…
胡散臭い会社には
投資も出資も話もしたくない
※僕の写ってる写真は番組でビットコインを買った時のものです pic.twitter.com/SDkdkKYxgO
運営会社は、サービス開始から約4ヶ月後の2017年3月5日、出資金1億ドル以上を抱えて音信不通に。
SNSで大きな影響力を持つというミスター太客「松宮義仁」氏が創設した仮想通貨「NAGEZENI」
これのICO販売が集客されました。
NAGEZENIはその後、価格は停滞したまま浮上せずにしぼんでいる状況です。
アルトコインのICO案件などでも、明らかに無茶な期待感を持たせる煽りで集客して、
結局うまくいかなかった(もしくは最初から騙すつもりだった?)案件も多数出現しました。
こういった案件もHYIPとして言われることが多いです。
金融庁・消費者庁・警視庁からも、以下のような資料が公開されています。
参照:暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください!(金融庁・消費者庁・警視庁)
HYIP案件の稼ぎ方
いやいや、そうはいってもHYIP案件で稼いだ(プラスになった)ユーザーもいるのも事実です。
(運営元でなく、参加者でもプラスのまま逃げきれたユーザーもいます)
HYIP投資案件の稼ぎ方は、以下です。
HYIPは分散投資、早めの元金回収が基本です。
投資案件は初期には配当がきちんとされていくことが多いです。
早いタイミングで元金回収して手じまいすることが、うまくいく方法とされていました。
高配当・高利回りの投資案件なので、少しでも滞ると先行きは不安です。
運営元が飛ぶことがしょっちゅうなので、そのリスクを念頭においておきます。
(投資資金がそのままごっそり飛ぶリスクが高い)
HYIP案件はなかなかディープな印象となった昨今ですが、
例えばカルダノ(ADA)コインなど、ICOから本当にのし上がって莫大な価格上昇している案件もあります。
仮想通貨投資自体も投資ですし、更なる高配当を狙うHYIP案件であればリスクは必至。
無理ない実践を心がけていきまっしょい!
ナオトの無料FXメルマガ(トレードロジックのプレゼント付き)
メルマガ登録で、ナオトが実践しているトレードロジック3種類の完全暴露プレゼント有。
仮想通貨投資でも必須のチャートリーディングスキルが学べます。
仮想通貨投資のコンテンツ記事
1日1回スマホタップのみで仮想通貨がもらえる2案件!
仮想通貨・暗号通貨投資の無料情報まとめはこちらをクリックより。