姉さん、ニュースです!
ビットコインが某国で法定通貨として認定されたんです!!
(世界初)
国際通貨基金(IMF)は2021年6月10日、中米エルサルバドルが世界で初めて暗号資産(仮想通貨)ビットコインの法定通貨採用を承認したことについて、経済・法律面で多くの懸念があると発表した。
以下、ロイターでのニュースソースです。
参照:ビットコインの法定通貨採用、経済・法律面で多くの懸念=IMF
ビットコインが法定通貨として初めて認められたのは、中南米の国「エルサルバドル」にて。
エルサルバドルの場所は、以下の感じです。
中南米の国が連なっているあたりですね。メキシコの近く。
国土は日本の四国よりちょっと大きいくらいの国とのこと。
以下、エルサルバドルのナジブ・ブケレ・オルテス(Nayib Bukele Ortez)大統領とニュースソース。
世界初でビットコインが法定通貨として認定されたことで、
今後更にビットコインはじめとする仮想通貨・暗号資産が隆盛していくきっかけになるかも?といったところでしょうか。
エルサルバドルでBTCが使われる背景
今回ビットコインが法定通貨として認定された国「エルサルバドル」は、
人口640万人ほどで国土が日本の四国より少し大きいくらい。
いわゆる発展途上国(最貧国)の一つと言われています。
(こういう記述は不本意ながら、わかりやすく伝える為に)
1990年代まで10年以上内戦が続いてきた影響もあり、
産業がとぼしく、大土地所有制が残っていて国民間での格差が大きいとされています。
豊かな暮らしを求めて米国等への移民も多く、
移民先から本国の家族に向けた送金が国内総生産の2割を占める。
また、国民の7割程度が銀行口座を持っていないとされています。
こんな状況もあり、
銀行口座を持っていない場合でも使える仮想通貨ビットコインは、
海外送金の手数料や送金時間の面でもエルサルバドルの国民に需要があると言えます。
懸念材料
エルサルバドルでのビットコイン法定通貨採用にあたり、
野党から「一瞬で価値がなくなる恐れがあり、深刻な状況を引き起こしかねない」という批判があったそう。
ビットコイン及び仮想通貨全体がまだまだ過渡期のものであり、
時価総額も随時アップダウンしているので、
世界的な価格価値が暴落したらエルサルバドル国外での使用が厳しくなるので、
そういったリスクはかなりあると言える状況だとは思います。
(BTC価格が暴落したら、エルサルバドルのBTCユーザーは大損で海外輸出入・送金価値も激減、みたいな…)
法定通貨として認定すると、
国民の送金だけでなく輸出入でも積極的に決済でビットコインを使用するわけだと思いますので。
(当然、取引先がビットコインでの取引を承認する前提ですが)
国としてビットコインの所持量が上がっていくことで、
もしビットコイン価格が暴落したり、
世界的に使われなくなる事態になったら、そういった確かにリスクはありますね。
ただまぁ、いわゆる通貨全体がそういうリスクはあるわけですが。
(国がデフォルトになった国も多々ありますし。)
エルサルバドルでのビットコイン法定通貨使用は、
今後の仮想通貨使用のケーススタディとして貴重な場面となるわけですね。
今後の見通し
このエルサルバドルでのビットコイン法定通貨認定のニュースタイミングで、
ビットコイン価格は一旦上昇しました。
ただ、直近の下落幅から見ると、少しの価格上昇幅といえるので、
まだまだビットコイン価格がアップトレンド復帰したと見れないと考えてます。
以下、2021年6月14日現在のビットコイン・ドルの日足チャート画像です。(画像クリックで拡大)
エルサルバドルのBTCニュースで価格は一旦上昇したものの、まだ日足レベルでのレンジを明確に上抜けられていない状況です。
最近のBTC価格下げ幅もきつかったので、はやく一旦上昇してほしいものですが。
今後更にビットコイン及び仮想通貨・暗号資産全体へのプラス材料が出ていくことで、
時価総額がアップトレンド復帰していくタイミングがくるであろう、とみています。
早く上がってくれぇ~~~!!
エルサルバドルでのビットコイン使用がうまくいったら、近隣の国でも採用されるかもしれないですし。
ビットコインの理念通りの使われ方になると思うので、拡大してほしいです…
(ガチホ勢の切なる願い)