ビットコイン(Bitcoin・BTC)の意味

ビットコイン

ビットコイン(Bitcoin・BTC)は、
仮想通貨の中でも代表的な基軸通貨と言えるものです。

 

英語表記だと「Bitcoin」、略称で「BTC」「XBT」と表記されます。

 

 

現在知られている仮想通貨・暗号通貨・暗号資産の中でも、
最も最初に認識された「分散型暗号通貨」とされていて、
2021年2月20日現在でも、最も流通量が多く時価総額も安定している仮想通貨です。

 

世界各国及び日本国内でも、
日常生活の中での決済に使用できる店舗も増えてきており、
通貨としての実用性がどんどん広がっていっている状況です。

 

参照:ビットコインが使える日本のお店(ビットコイン決済対応店舗)

 

ビットコイン

 

仮想通貨取引所でアルトコインを購入する際も、
まずビットコインを購入してからビットコインでアルトコインを購入する流れ、があったりもします。

 

仮想通貨・暗号資産を扱う際には、まずビットコインを知るところからです。

 

Bitcoinの理念

ビットコイン(Bitcoin・BTC)には、仮想通貨としての以下の特徴があります。

  • 送金速度:電子処理なので早い
  • (海外銀行間だと数日かかることも)

     

  • 送金手数料:安い
  • (海外銀行間だと送金手数料は数千円かかる場合も)

     

  • 海外での利用:世界各国での共通価値
  • (世界各国で両替して使用)

上記はビットコインの目指す理念とも言えるでしょう。

 

ビットコイン草創期のコミュニティメンバーであったペトロフ氏は、
「ビットコインは最終的にインターネットの世界を統一する共通通貨になるかもしれない」と感じたとのこと。
引用:Bitcoinの草創期メンバーが仮想通貨に抱いた「夢」とは?

 

自国の通貨価値が怪しいと考えるユーザーにとっては、
ビットコインは世界共通価値の通貨として所有しやすいものになる可能性があります。

 

また、
中央集権的な管理媒体がないことで、
自由に送金・入金を受けることができる特徴があります。

 

Bitcoinの成り立ち

ビットコインの成り立ちを簡単にまとめます。

 

参照:仮想通貨(ビットコイン・アルトコイン)の歴史
(仮想通貨の黎明期は、ビットコインの歴史とかなり被ります。)
(上記の「仮想通貨の歴史」と被る部分多いので、こちらでは大枠で解説します。)

 

  • 2008年10月:ナカモト・サトシ(中本哲史)の論文でBitcoin構想が発表される
  • 「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という論文名。
    国家や銀行を介することのない分散管理型の仮想通貨(ビットコイン)について書かれたもの。

     

  • 2009年1月:ビットコイン初期のオープンソースソフトウェアが作成されて公開
  • 最初のビットコイン・ソフトウェア。

     

  • 2010年2月:初のビットコイン取引所が開設される
  • 2010年5月22日は「ビットコイン・ピザ・デー」最初のビットコイン商取引。

     

  • 2010年半ば以降:ナカモト・サトシがプロジェクトから徐々にフェードアウト
  • ビットコインの創案者ナカモト・サトシは、ソフトウェアのソースコードリポジトリの管理などをギャヴィン・アンドレセンに任せるようになり、
    やがてプロジェクト管理までをも引き渡した。
    また同じ時期に、Bitcoin.orgなどといったいくつかのドメインの管理をビットコインのコミュニティ内のメンバーに引き渡した。

     

  • 2017年以降:ビットコイン時価総額の急騰と下落、再急騰を…
  • ご承知の通り、ビットコイン時価総額は2018年からおよそ2年の停滞の後、うなぎ上りです。

 

ビットコインの仕組み

ビットコインは仮想通貨・暗号資産として発行されていきます。

 

マイニング(採掘)と呼ばれるパソコンを使ったインターネット上の作業で作成し、
仮想通貨取引所や個人間でのやり取り、商品決済等で取引されていきます。

 

ビットコインの最大発行総量

ビットコインの発行総量は2100万ビットコインと決められていて、
それ以降は新規に発掘されることがありません。

 

ビットコインが発掘される速度もある程度プログラムで規制されています。

 

ビットコインの半減期

マイニングが進んで半減期がくると、
マイニングにより発掘できるビットコイン量が半分になっていきます。

 

※半減期とは?

ビットコインの採掘は「ブロック」という単位で行われており、
1ブロックが50ビットコインから始まりました。

 

21万ブロックに到達したら半減期に入り、1ブロックで採掘できる量が25ビットコインに半減します。

 

その後、42万ブロックに到達したら再度半減期に入り、1ブロックあたりの採掘報酬が12.5ビットコインに半減します。
ビットコインに関しての採掘は、1ブロックに対して50BTCとなりここから始まっていきます。
そして210000ブロックごとに半減していきます。

 

このようにビットコインのマイニング(採掘)量にも調整が行われており、
6929999番目のブロックが最後のビットコイン採掘報酬となります。

 

※2021年現在の状況だと、おおよそ4年に一度ビットコイン採掘の半減期が訪れる頃合いと見られています。
(半減期が訪れる時期は、マイニングのペースにより前後変動します)

 

ビットコイン採掘の最大上限値は、
2140年頃までに到達して終了すると言われています。

 

ビットコインはこのように、
採掘量(発行量・流通量)を限定することで、
通貨としての価値を維持する仕組みを取っています。

 

P2Pとブロックチェーン

ビットコインをユーザー間が取引する方法として、
P2P(Peer to Peer)の仕組みが採用されています。

 

このPSPの仕組みとは、
サーバー等の仲介を挟むことなく、
ユーザー同士が直接やり取りする仕組みです。

 

そしてそのユーザー同士の取引情報を、
ネットワークに繋がる全員で共有する、という仕組みです。
これにより、取引の透明性とダイレクト性が保たれます。

 

更に、
二重譲渡を防ぐ為のセキュリティ的に管理する方法として、
ブロックチェーンの仕組みが採用されています。

 

ブロックチェーンとは簡単に言うと、
ビットコインの取引履歴データを世界中のユーザーで情報共有して管理しよう、という仕組みです。

 

全てのユーザーに取引履歴情報を公開し共有することで、
二重譲渡等の不正な行為をチェックし管理する方法として採用されています。

 

ビットコインはデータを公開し全ユーザーで共有することで、管理しています。

 

このことにより、取引の手軽さと公平さを保っていると言えます。

 

ビットコインのメリット

ビットコイン及び暗号通貨を利用する最大のメリットは、
「送金に際して手数料がかからず(もしくは安い)、送金にかかる時間も短い」という点です。

 

通常の個人間のお金の受け渡し(送金・入金)は、
銀行だったり仲介決済代行会社(paypal等)を利用します。

 

その為、銀行でも決済仲介会社でも送金手数料がかかってきます。

 

ビットコインを利用することで、個人から直接個人に送金することができ、
送金にかかる手数料が無く(もしくは少ない)送金に係る時間も短くなります。

 

海外への銀行を利用した送金等は、
送金手数料もかかれば様々な国間の関係性もでてきます。

 

そういった部分がビットコイン及び仮想通貨を利用することで、
一気に解決できる需要を持っていると言えるでしょう。

 

ビットコインのデメリット

通貨自体を国や中央集権等が管理しているわけでないので、
ビットコイン及び暗号通貨の価格価値や管理状況含めて、
全て自己責任となるのが基本です。

 

何か問題があって、ビットコインを失ったとしても自己責任となります。

 

ビットコイン取引所に保管していた場合、
不慮の出来事で自身が保有するビットコインが消滅しても、自己責任となります。

 

取引所以外でもブロックチェーンウォレットでもビットコイン及び暗号通貨を保有できます。
(ホットウォレット・コールドウォレットがあります。)

 

管理するのも自己責任で、しっかりとやっていく必要があります。

 

ビットコインの売買(購入方法)

ビットコインを購入するには、主にビットコイン取引所(仮想通貨取引所)を利用します。
日本円等を入金して、ビットコインを購入します。

 

ビットコイン価格は変動制なので、その時々のレートに注意して購入していきます。

 

また、
自身でビットコインの採掘作業をしたり、
ビットコインをヤフオク等で間接的に購入したり、
商品販売の決済手段としてビットコインで受け取ったりすることで、
ビットコインを手に入れることも可能です。を利用します。

 

ビットコインのマイニング(採掘)

ビットコインの採掘(マイニング)作業は、
通常のパソコンでもできる作業です。

 

ただ、
現在はビットコインの採掘過多により、
効率的なマイニング作業は極めて難しい、とされています。

 

通常のパソコンを24時間フル稼働させても、
採掘したビットコイン価値は電気代等の採掘コストを下回る見通しです。

 

仮想通貨のマイニングを行うのであれば、
専用のハイスペックマシンを用意するか、
多くのユーザーが協力して複数台のパソコンを利用するかが定石とされています。

 

また、電気代が安い国(寒冷地)でマイニング工場が作られることも多いです。

 

ビットコインの今後

2021年2月現在、ビットコイン価格は急上昇しています。
(1BTCあたり、日本円で580万円を超えました。)

 

新型コロナ禍による世界各国の金融無限緩和の影響もあるでしょうし、
今後の株価・為替市場の影響を受けてビットコイン価格も上下すると予想します。

 

ビットコインの日常生活の実用化が進むことで、より普遍的な価値となっていくように感じています。


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